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障害者就労支援施設とは?実際に通い続けてみた体験

障害者就労支援施設のスタッフ 正社員

 ●こんな悩みはありませんか?

うつ病など精神病を患って会社を辞めるのだけど、次の会社で働く自信が無い

・発達障害、社会適応障害などでずっと働いていない。そろそろ自立しないといけないと思っている

筆者は25年以上働いた会社でうつ病アルコール依存症になり、入院退社しました。それから3社ほど会社を転々とし、最後はまた入院退社しました。

障害者手帳を持っていたため、退院した時に病院から「障害者就労支援施設」へ通うよう指示されました。

リタリコワークス」という障害者就労支援施設で、障害者の職業訓練校のような所でした。

リタリコワークスはコマーシャルも流している有名な企業です。

障害者就労支援施設とはなに?

障害者就労支援施設A型の作業
フリー素材ぱくたそより引用

障害者の就労支援施設は、大きく分けて3種類あります。

●朝日新聞2016年4月13日朝刊より引用

身体障害者や知的障害者の働く場を確保するとともに、自立や社会参加に向け、知識や能力を向上させるための訓練を行う施設。障害者総合支援法に基づき、一般の従業員を雇うのと同様に雇用契約を結ぶかどうかや賃金などによって、「就労移行支援」「就労継続支援(A・B型)」に分かれている。

朝日新聞2016年4月13日朝刊より引用

障害者就労継続支援A型(作業所)

一般企業での雇用が困難な障害者が会社と雇用契約を結び、働きながら能力を向上させることを目的とした施設です。

見学にいったことがありますが、ほんの軽作業です。それが、知的障害や統合失調症患者には長く働くことが難しいらしく、半日だけ勤務、のような方が多かったです。

賃金は雇用と同じなので法律が適用され、最低賃金はもらえます

障害者就労継続支援B型(作業所)

B型はA型の作業ができないほどの障害者が通所して、授産的な軽い仕事を行う所です。いずれはA型または一般就労を目指します。

雇用形態ではないため、賃金、というか工賃はすごく安く、時給200円~300円くらいだそうです。

障害者就労支援施設(訓練校のよう)

障害者就労支援施設の訓練
フリー素材ぱくたそより引用

うつ病、躁うつ病、統合失調症、発達障害、適応障害などの人たちで、社会経験があまりない方たちが、職業訓練を行う場所です。

収入が無い人、生活保護の人などは週に何回行っても無料です。筆者の場合は妻が年収800万円ほどあったため無料にはならず、1回1,000円~1,200円ほど取られました。週に3回通うと、3,000円超え、月に1万4,000円ほど取られ、無職には痛かったです。

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障害者就労支援施設でなにをやるの?

作業内容は、施設や運営団体によって違います。筆者が実際に見たことをお伝えします。

就労継続支援A型(作業所)

障害者就労支援施設A型の作業
フリーフォト写真ACより引用

筆者が見学に行った時は、広島なので多分マツダの子会社から受けた自動車部品のゴム製品のバリ取り(型からあふれたゴムの部分をハサミで切る)、同じ部品のある部分にマーカーで印をつける、といったものでした。

元SEなので、そんな単純作業の繰り返しは1日もたんな、というのが感想でした。

一部品につき1分くらいでたった2円ほどの売り上げ。

それでは賃金が払えないため、補助金を使っていたのでしょう。

10個やって20円。

100個やって200円。

年間数千万円の人件費を売り上げていた筆者にはあまりにもモノ足らず、一日で撤収しました。

就労継続支援B型(作業所)

障害者就労支援施設B型の作業
フリーフォト写真ACより引用

精神病院が経営していて、退院した障害者がB型作業所で働く、というのを見ました。

広島で有名な瀬野川病院という精神病院で、その建物のとなりにお好み焼き「のいえ」、ベーカリー「ノイエ」というB型作業所がつくられていました。

お好み焼き屋もパン屋も、働いてみるとわりと面白い、という噂です。しかもどちらも美味しい、との評判。

工賃が安いため、結構儲かっていたのではなかろうかと想像します。

障害者就労支援施設

障害者就労支援施設の女性
フリー素材ぱくたそより引用

オープン雇用(障害を開示しての一般雇用)やクローズ雇用(障害を隠しての一般雇用)を目標に訓練を行う施設です。

リタリコワークス広島紙屋町支店には常時20名ほどの障害者が訓練していましたが、明らかに「発達障害」とわかる人もいれば、一体なんの障害があるのか一見わからないような人が多かったです。

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障害者就労支援施設で実際に体験したこと

 ●そのリタリコワークスではどんな訓練をするのでしょうか

キーボードで速く文字を打つ訓練(キーパンチのゲーム)

・ビーズを決められたルールに従って色分けする訓練(ストレスに耐える練習)

・色のついたクリップをルールに従って紙に刺していく訓練( 〃 )

・紙を折ったりハサミで切る訓練( 〃 )

・マイクロソフト・オフィスのワードで文章を作る訓練
(マイクロソフトの「MOS」という試験の問題集あり。1級は難しい)

・同じくエクセルで表やグラフを作る
(同じくマイクロソフトの「MOS」の問題集をやります。やはり1級は難しい)

セミナー
「おじぎやあいさつのしかた」
「職場での服装」
「ストレスマネジメント」
「ビジネスマナー」
などなど、何冊も本があります。

・チームで1つの仕事をする「グループ作業

電話当番

・履歴書、職務経歴書をスタッフが添削してくれます

・スタッフが担当者となって面接練習できます。

面接へ、スタッフが付き添い。

病院へ、スタッフが付き添い。

だいたい以上がリタリコワークスで受けたものです。一般雇用を目指しているので、A型作業所やB型作業所よりレベルが高いと言えるでしょう。

障害者就労支援施設であいさつ
フリー素材ぱくたそより引用

 ●障害者就労支援施設に通って良いと思えること

社会経験が少ない人が、ビジネスマナーやあいさつなどを1から学ぶことができます。

・10時までには施設に行かなといけないため、通勤練習になります。

・エクセルやワードが得意になれます。

・履歴書・職務経歴書を添削してもらえます。

・面接練習ができます。

・会社見学や、就職した後のケアもしてもらえます。

 ●障害者就労支援施設に通って良いと思えないこと

・自分のような30年近く社会で働いてきた社会人にとっては「あいさつ」「服装」「グループワーク」などの授業は不要、まったく時間の無駄です。

・家にパソコンがあるので、エクセルやワードは家でやればいいじゃん、となってしまう。

・配偶者の年収が高いため、1回1,000円以上取られてしまうのが痛い。

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障害者就労支援施設についてまとめ

 ●障害を持っている(障害者手帳を持っている)人についてです。

生活保護で日中なにもやることが無い方、アルコール依存症などでいつ入院するかわからないような方就労継続支援B型にいくのはありだと思いますが、工賃がべらぼうに安いです。

・今後の昇級や昇格は望まない、障害のことを分かってもらえて、とりあえず最低賃金でよい方は、就労継続支援A型で良いと思います。

正社員として雇用され、昇級や昇格望む方は、障害者就労支援施設で訓練して障害者求人に募集し正式に正社員となるのが望ましい道だと考えます。