




最近、あっという間に誕生日や正月がくるようになったんだけど、ワシだけかのう?




いいえ、みんなそう言うわよ、「年を取ると時間が早く感じる」って。





そうか、それならええんじゃがの。



シニアの皆さんがおっしゃる「年を取ると時間が早く感じる」現象は、シニアの仲間入りした私も感じます。
みなさんもそういう経験はないですか?
小学生のころは長く感じた1年が、年を取るにつれ短く感じるようになりました。
これは一体なぜでしょう?
「年を取ると時間が早く感じる」のはジャネーの法則



「年を取ると時間が早く感じる」理由は「ジャネーの法則」で説明できます。
「ジャネーの法則」とは、19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネが発案し、おいの心理学者ピエール・ジャネが紹介した法則です。
ジャネーの法則
Wikipedia ジャネーの法則
50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。
よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。
簡単に言うと
- 小学1年生・6歳であれば、1年はこれまでの人生の6分の1で長く感じる
- 中学1年生・12歳であれば、1年はこれまでの人生の12分の1で、やや長く感じる
- 60歳であれば、1年はこれまでの人生の60分の1で、とても短く感じる
ジャネーの法則は「生きてきた人生の中で、1年はどれくらいを占めているか」という法則です。
確かに小学生のころは1年がとても長く感じたのに、アラフィフの今は1年があっという間にすぎます。
まだ観ていない正月番組の「ガキの使い 絶対笑ってはいけない」が去年の録画だったりします。
まわりの高齢者は「また正月が来た、1年は早いのお」と毎年いっているので、ジャネーの法則は間違いないようです。
毎日同じ生活が「年を取ると時間が早く感じる」原因



ジャネーの法則以外にも年を取ると時間が早く感じる理由があります。
学生時代は、いろんな出来事があります
小学生~大学生のあいだ
- 入学式
- 中間テスト
- 期末テスト
- 夏休み・冬休み
- 卒業式
- バレンタイン・ホワイトデー
- 彼・彼女ができる
- フラれる
- 始めての卒業旅行
- 面接
などなど、人生にかかわる初めてのイベントをたくさん経験していきます。
1つ1つが大イベントで、新鮮な記憶として残ります。
社会人時代



- 仕事
- 休み(育児)
ほとんどこの繰り返しで日々が過ぎていきます。結婚・出産が大イベントなくらいです。
定年退職後



- 起きる
- 食べる
- テレビ
- 寝る
毎日まいにち、単調な生活の繰り返しです。
こんな生活様式だと、1年が短かったり、あっという間に感じたりして「年を取ると時間が早く感じ」ます。
まとめ 年を取ると時間が早く感じるのはなぜ?
みんな年を取ると時間が早く感じています。
特に定年後、年取って単調な生活を繰り返すと、あっという間に寿命がきます。
くだらないテレビなど観ずに有意義な時間を過ごしましょう!





あっという間に時間がすぎるんで、あっという間にコロリといくんかのぉ。




何いってるの、最近は「人生100年」の時代ですよ、まだまだ先のことですよ。